何回目かのフルレンジ製作を始めました。

今回は以下2項目が目玉。
  • どんな材料を使っても10cmサイズ(コーン径7cm)だと分割振動から逃れる事はほぼ不可能なので、視点を変え共振fにおけるQを極力下げる構造を考えてみる。
  • 金属などのハードコーンを使い全帯域ピストンモーション動作を目指す場合全帯域でフラットな駆動力を得る事が必須なので、ボイスコイルを一層巻きとしインダクタンスを最小化するのが一般的です、しかし一層巻きゆえに磁束の利用率が低くく強力な磁気回路を使っても小さなXmaxしか得られないという問題が残ってしまいます。今回は通常の2層巻きボイスコイルを使い高域駆動力の低下は箱のバッフル効果を最大化する事で補いXmax13mmp-pを目指してみます。
振動板のドライカーボン(左側の2枚)は塑性変形がなく弾性力も強いので2枚の切り抜いた板を接着整形し円錐コーンにするのは中々難しいです、今回は組み立てジグを作り精度良く容易に作る工夫をしてみました、組み立てジグは接着剤が付かない様テフロンを使います。
ジグ

2枚の切り抜き板を接着中:
それなりに精度良く容易な作業になりました。
組み立てコーン

ボイスコイル作り、ボビンはアルミ合金t0.1mm、巻き線φ0.23mm、双眼拡大鏡の出番です。
VC

部品が揃いました。
フレームは古いダイヤトーンを使い特性改善のためフランジ幅を狭くダンパ径を拡大し裏の息抜きを追加などを行いました。
磁気回路はalpineの16cmDDLを使用、強力な内磁型ネオジウム回路とDDL構造によりXmaxが大きくVC周辺はチャンとした磁性材料を使ってるのでB/H系の歪みが通常の半分位で非常に優秀です。
parts

ここまで2ヶ月要しましたがいよいよ最終組立です。

残念ながら組み立て後のチェックでOKとNG半々だったので再度部品を作り直しという事にした。

最近聞こえにくいので耳鼻科でチェックしました、破線が私のですが実年齢より10歳ほど年寄り側で、皆「こんなもんですよ」という医師の一言で処置はなしという事になったのですがここで大きな疑問が。
例えば小澤征爾さんは80歳位まで現役だったと思うのですが当然耳のf特も以下資料の如くだったはずで、若い人が聞くとチャラチャラした高域ばかりの演奏指揮をしてたはずですがそんな話は全くありません、意識してコントロールしてたとも思えません補聴器も使ってないと思います一体何故?
このカーブは聞こえる最小値をプロットした物なので大きな音量だと周波数特製は比較的フラットになるという事の様な気もします。
ネット上に何か情報はあると思いますが・・・。


耳

ベランダに作りつけた4mのブランコは夏にだけ設置し危険なので大きく深い椅子を付けてます。
前方は急斜面で足下は樹木が繁り地面は暗く深いので空中に浮かんだ感じになります。
元々は大きな椅子を取り付け本でも読んだらと思ってましたが大がかり過ぎるので止めました。
画像左上は枝葉捨て場です中に蛇がいる事もなので近づきません。

IMG_4828 (1)

最近は薪を何本か立て針金で縛り火床を作り中心に小さなローソクを立て後は寝て待つ感じ、火付け用の小枝はいりません、スエーデントーチの変形です、後半は消し炭も併用し煙を少なくします。
肉類は火の通りが悪いので皮が焦げない程度に赤外線エリアで2時間ほどユックリ焼きます、昨年から温度計も備えたので完璧に焼けました。

IMG_4795

↑このページのトップヘ