散歩にも持ち出せる小型軽量双眼鏡としてNikonのMONARCH 7 8X30を購入しました。
市販の双眼鏡は自作品と違い、しっかり作ってあり信頼感がああります。
せっかくなので同じNikonの15年位前の60mmスポッティグスコープのED対物レンズを使った自作対空双眼鏡(http://blogs.yahoo.co.jp/jmkttttkmj/folder/1016019.html)と見比べてみました。
・MONARCH 7は430g、対空双眼鏡が1.6kgであり、質量は対物径の二乗に比例すると考えれば見合った数値です。
・対空双眼鏡は直角プリズム表面が汚れているため、かなりコントラストが悪くなっていました。そのうち掃除しないと・・。
・MONARCH 7の対物、接眼ともレンズの表面反射がかなり少ないのと比べると、対空双眼鏡の対物レンズと接眼レンズ(EF19 )、プリズム類の古さを感じます。
・MONARCH 7の内部反射はプリズム類を含め、良く抑えてありました、対空双眼鏡はアイピースの内側と直角プリズムのエッジが多めに反射していました。そのうち改造しないと・・・。
・口径と倍率が違うので単純な比較はできませんが、MONARCH 7の色むらは対空双眼鏡の倍くらいありそうです、対物レンズの違いなんだろうと思います。両者ともF4位なので完全に色消しをするのはかなり難しいのかもしれません。一度最高級品を覗いて見たいもんです。
・両方とも非球面レンズアイピースを使用していて視野角は60deg近辺です。視野周辺は似たような感じの歪とピンボケ具合になります、少しEF19の方が悪いかもしれません。
・分解能で言えばやはり口径差に見合う違いはありそうな気がします。
・こまごま見てくると、MONARCH 7の上位に10何万円のモデルがあり、購入する人が存在するという理由が少しわかります。
・全体でいえば、さすが一流メーカーの最新の双眼鏡だけの事はあるなというのが感想です。


これで散歩が少し楽しくなるかもしれません。


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