2017年11月

カメラの設定間違いで色が・・・
アルミダイキャスト箱の改造は補強リブの一部カットとSP穴取りつけ穴の加工まで完了、あとは共鳴打ち消しポートを付ければ完成。それにしてもこの箱はメチャクチャ豪華。
イメージ 1

表から見たフレーム
箱幅と同じサイズの大型ダンパを押しこみfoを極限まで下げる。
イメージ 2

裏から見たところ
磁気回路の寸法精度のない所にフレームを付けているので組みあげ寸法精度がかなり低い、なので箱取りつけは現物合わせ。紙製のダンパホルダに息抜き穴を設けた、気休めほどの効果だと思うが。
SP横にある4本の取りつけネジで箱の両サイドから締め付け取りつける
イメージ 3

仮組みしてみた、加工精度の問題はあるが大きな間違いは無さそう。
バッフル板とフロントフレーム間はクッションでシールし浮かす、マグネットユニットはフレームを介し箱の両サイドに結合する、これで箱とマグネットが一体構造物として、コーン紙の振動を受け止めるので・・・といいのだが。
イメージ 4

                                                              続く

サブウーファーを作る過程で低域再生に必要な性能を少し理解したので、その数値をデスクトップSPで実現させるべくがんばってみる。

目標仕様と実現方法
・再生周波数30~3kHz(0~-6db)⇒重い振動系、大型ダンパ、小さい振動板、アンプ側で低域補正
・fo30Hzでの歪率は最大振幅の1/2入力で0.5%以下⇒磁気回路の性能しだい
・立ち上がり時間はfo30Hz1/4波長8.3msで63%以上、12msで100%⇒大きな密閉箱+大きな磁石

その他
・箱の容積効率を高める⇒板厚4mmのアルミダイカスト製パイオニアSX-20(7L)の密閉箱を改造使用
・極低域でも十分な音量⇒振動板径10cm、リニアドライブ幅±8mmメカ幅±11mm
・強力な磁気回路で強引にQを下げる⇒アルニコ総磁束27万Wbを使用
・重いコーン紙要因の首振りをなくす⇒ボビン長を60mmまで長くする、そのためフレームは専用に作る
・定位⇒同軸2wayにする
・Qの低い密閉箱なのでで70Hz以下のレベル補正が必要⇒アンプ側で電気的な補正を行う
・磁石ユニットとバッフル間の共振⇒磁石と箱側面を最短で強固に結合しバッフルとSPフレームはフローティングさせる
・音響共鳴⇒共鳴吸収ポートを設ける、できれば吸音材を使用しない

という事で書いた図面が以下

イメージ 1

↑このページのトップヘ