2016年01月

時間があったので少し改造。

初段をシンプルにし歪も改善しました。
510kは現物で調整します、バイアス電流の温度ドリフトは数分で安定します。
TrのHfe直線性が非常に良いのでその特徴を生かすために電流駆動の構成にしています。
動作点安定化の直流フィードバックは色々難しそうなのでなしです。
このアンプは動作点を最適化すると入出力特性は広い直線範囲を持つバランスのとれたS字カーブになり、奇数と偶数が半々くらいの歪構成になります。



トランスの仕様です。
オートトランスで出力にコンデンサを付けていないのでDCオフセットが0.6V ありますがSPに大きな影響はないようです。


測定結果です。
トランスはリーケージインダクタンスを小さくさせるため市松模様の様な特殊な巻き方にしています、その結果かどうかわかりませんが帯域は150kHzでー3dbとなりかなり高域が伸びました。
巻き線構造は以下資料のとおりです(白○が一次●が二次側)。
シングル無帰還アンプとしてはかなりの低歪になりました。

出力トランスの単体特性は後日




暖かい甘酒がおいしい季節になりました。

作り方は
もち米をお粥にし、雑菌が入らないように蓋を閉めたまま放置→50℃くらいになったら麹を加える。
イメージ 1
10分位、柔らかくなるまで木べらでかき混ぜる、見た目は甘酒ができた様な感じになる。
良くかき混ぜないと麹禽が増えるまえに雑菌が増加してしまい、酸っぱい甘酒になってしまう可能性がある。
雑菌が入らないように、かき回す木べらは火で炙るなり、アルコールで消毒なりする。
イメージ 2
蓋を布巾で覆い、適切な方法で50℃くらい、12時間温める。私は水の入った温度調整付きの鉄板焼きを使います。布巾で蓋を覆う理由はわかりません、昔から母がやっていました、たぶん内側に付いた水滴が甘酒の中に落ちるのを嫌ったのだと思います、水滴の中には雑菌が沢山いそうですから。
イメージ 3

味は麹メーカによって微妙に違います、同じ麹でもDNA的に見ると違うという事です。同一メーカであれば毎年味は変わりません、源禽を冷凍保存し毎年全く同じものを使用しているのだろうと思います。
甘酒は消化が良く、栄養があり、脂肪をそのまま体外に排出させるので便秘、ダイエットに役立つそうです。

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