ネタの山どれがゴミやら宝やら
さっぱり切り口が見えません、とりあえず嘘八百の回路設計条件を・・。
・出力トランスで発生する歪は0.01%台、もしドライブインピーダンスがトランスの鉄損に相当する等価抵抗の1/1万なら。対して出力管で発生する歪はクリップ直前で数%。であるので負帰還は出力管とトランスの接点部から(回路歪<トランス歪)となるまで戻す。
・真空管の非直線性は個体差が大きい、直線性補正は現物合わせが必要で経年変化もあるのでやらない。
・インパルスに含まれる極低周波成分は電源電圧やバイアスを変化させる、そのため非線形特性を持つ部品がオーディオ信号を崩す、真空管、電界コンデンサ、セラミックコンデンサなどはその代表。であるので電源とバイアスが入力信号の影響を受けない様にする。
・DFは4、必要十分
・周波数特性は出力トランスで決定され20khz/-3db、若干の補正は必要。
・身の丈に合わせ、シンプルでわかり易い回路構成
暇なので幾つか真空管の入出力特性比較を行いました
・211は素晴らしい、低プレート電流域でも直線性を維持しています。
・2B94三結は829B三結よりは良さそうですがイマイチです、211同等歪を得るためには数倍の負帰還が必要そうです。
黒点線は基準の直線、2B94は実測、他は机上。
(比較しやすいように縦横比率は個々変えてあります)
横軸はプレート出力電圧です。
続く