大きなスピーカをボイド管で使うと回折問題が出やすい。
振動板径16cmのスピーカを、緑線:φ30cmボイド管の中心 茶線:バッフルサイズ26cmX60cm木箱の下から22cmの位置、にセットした場合でバッフル効果の差がどの程度あるか実測してみた、容積は双方28L。
結果:800hzと2.2khz比で3dbボイド管が不利。
ユニットのフレーム幅を狭くすれば少し改善できるが大変面倒。
今回の場合インピダンス上昇による1khz~の減衰も重なるので使い方が難い。


特性差木箱ボイド管50cm

測定距離とf特の関係を確認したデータは以下(電気的な低域補正込み)。
測定距離は0cm、7.5cm、15cm、30cm、50cm
濃茶:30cm45deg、他は0deg
近距離だと振動板φとVCインピーダンスの影響で1khz~が減衰し、離れると拡散の影響で~400hzが減衰し部屋の影響が大きくなる。
woodbox